【展示報告】NON handmade jewelry × 加藤ノブヤ 展示販売会 「石のアクセサリーと石の絵」
7月30日をもちまして、レンタルスペースmaison shintenchi(メゾンシンテンチ)7回目の企画展となる
NON handmade jewelry × 加藤ノブヤ 展示販売会 「石のアクセサリーと石の絵」
が終了いたしました。
たくさんの方に足を運んでいただきましてありがとうございました。
この展示はアクセサリーブランド「NON handmade jewelry 」を展開する石田希美さんと
水彩画を描き、画家、イラストレーターとして活動している 加藤ノブヤさんによる
コラボレーションによって行われました。
お二人は大学時代からの友人で、現在名古屋を拠点に活動をされています。展示を一緒にするのは今回初の試みだったそうです。
自然物から感じた魅力を作品に転化していくというお二人の共通項をもとにテーマを「石」に設定したところで今回の展示タイトルが決定しました。
打ち合わせを重ね、お二人が選出した石を石田さんがアクセサリーにし、加藤さんが水彩画にしていきます。
石田さんの作る鉱石のアクセサリーにはどれもその石が取れた土地の地名が添えられています。
同じ種類の石でも取れた場所によっては発色が異なっていたり、結晶のでき方、摩耗の仕方などが変わってくるそうです。
単なるアクセサリーとしてだけでなくモノとしてのストーリーを感じることが出来、いつまでも眺めていられます。
加藤さんは水彩の偶然に起きるにじみや濃淡などのゆらぎのようなものを利用して巧みに鉱石を描き出していました。
加藤さん曰くどこまで削ぎ落として対象を描くことができるか、という点を追求していくのが醍醐味であり目指すところでもあるということです。
雪の山脈を描いた作品では技術的にこれまでとは違う新たな試みもされており、今後の展開が気になるところです。
大きな鉱石が地面に並んでいたり、
入り口付近にはスイカの絵が一点飾られており、来場者にスイカをふるまう遊び心もあったり。
「石」という一つのテーマにもかかわらず、どこまでも広がっていくような開放感と深みを感じるとても素敵なお二人の展示でした。
石田希美さん、加藤ノブヤさんどうもありがとうございました!
NON handmade jewelry × 加藤ノブヤ 展示販売会 「石のアクセサリーと石の絵」
【開催日時】
2017-7-28(金)・29(土)・30(日)
NON handmade jewelry
鉱物や木、金属など無垢な素材の表情を生かした装身具を制作。
NON handmade jewelry HP: http://n-o-n.org/
加藤ノブヤ
水彩画家。動植物から鉱物に至るまで自然物の美しさを表現する。
Nobuya Kato HP: http://nobu-kato.com/