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REI THE LACES CHAMBERインタビュー


この度、名古屋大須のレンタルスペース maison shintenchi(メゾンシンテンチ)では、
レースと刺繍のオリジナルアパレルブランド「REI THE LACES CHAMBER(レイザレースチェンバー)」による「REI THE LACES CHAMBER 2025 Spring&Summer Collection」が開催されます。
今回のコレクションの見どころや、ブランドについて色々とお話を伺いました。

 


ブランドやご自身についてお聞かせください。

今回のコレクションのテーマやコンセプトを教えてください。

−2025 Spring Summer Collection
夏の白と金糸雀色(カナリア色)をメインに爽やかで光眩しい夏を過ごして欲しいという思いを込めたコレクションです。

シアー素材とレース、ナチュラルなアンティーク感漂うコットンスラブシリーズなど、よりLacyな世界を愉しむ”Ivory Sartorial Collection”も展開しています。


コレクションのデザインやレースのデザインを始めるにあたって、どのようなインスピレーションからアイデアを得ていますか?スケッチや試作など、具体的なデザインプロセスがあれば教えてください。

−コレクション製作の始めにまずレースを作り、そのレースがどのようなデザインの服に仕立てたら美しいか、レースの魅力が感じられるかというのを常に感じながらデザインをしていきます。

服のデザインから入るのではなく、美しいと思う素材を作り、その素材が一番素敵と感じられるようにデザインに落とし込んでいきます。


この仕事の大変さはどんなところにありますか?また、その解決策や日々どのように向き合っているかを教えてください。

−コレクションの新しいデザインを作り出すとき、このテキスタイルにはこのデザインが一番美しいのか、、、いうことに正解は無くいつもデザインを起こすときには悶々と自問自答しています。

それが本当に一番レースが美しく見えるのか、もっと他のレースの使い方をした方が素敵なのではないか。このコレクションデザインを生み出している時が一番大変な時です。ここに解決策はなく、コレクション制作時はひたすら悶々ともがく月日を過ごします。


逆にこの仕事をやっていてよかったと思う瞬間や出来事を教えてください。

−ひとつ前の大変さと表裏一体で、悩みぬいたデザインのサンプルが仕上がった時、これだ!ともう瞬間があります。その時はほっとして悩みぬいて良かったと安堵する瞬間です。

この仕事をやっていて良かったと思う瞬間は、私たちが生み出した商品でお客様が喜んでくださった時です。


母娘で一緒に仕事をすることの魅力は何ですか? また、苦労する点はありますか?

−現在は母は第一線を退き、私たちの世代へとバトンを渡してくれました。母もずっとレース一筋で生きてきたので、現在は横浜のアトリエで自分の時間を楽しみながらREIの代表ともいえるレースのコラージュ(手仕事)を穏やかに制作してくれています。


海外でもPOP UPを行っていますが海外のお客様からの反応は、日本のお客様と比べてどのような違いがありますか?

−海外のお客様は展開色の中でもピンクやブルーなど綺麗めなカラーを好まれる方が多い印象です。また日本のお客様よりもトップスの着丈が短めでコンパクトなデザインをお好きな方が多い様に感じます。


これからどんな方々にREI THE LACES CHAMBERのアイテムを届けたいですか?

−私たちの作り出す世界観を好んでくださる方に年齢や国は関係なくお届け出来たら嬉しいです。


お忙しい中、ご回答いただきどうもありがとうございました。
「REI THE LACES CHAMBER」による「REI THE LACES CHAMBER 2025 Spring&Summer Collection」の開催が楽しみです。
ぜひ足を運んでみてください。

 






REI THE LACES CHAMBER
(レイ ザ レース チェンバー)


創業以来70年以上、日本のレースにこだわって繊細なアイテムを作り続けています。
天然素材を使って国内生産しています。
ブランド名には、レース好きの人たちに、レースの小部屋(チェンバー)で楽しんでもらいたいという想いが込められています。

WEB STORE:https://rei-tokyo.co.jp/pages/online-store
instagram:@rei_tokyo